会 長 和佐田幸子
2024-2025年度テーマ
「ロータリー発、笑顔が織りなすハーモニー」
1905年アメリカシカゴでロータリクラブが誕生してから120年の年月が経過しようとしています。そして、私たちのクラブも昨年度、創立60周年を迎え、今年度は61年目を歩み出します。60年で人は「生まれ変わる」とも言われ、クラブが生まれ変わる新しいときを刻み始める、そんな引き締まる思いでおります。
さて、2024-2025年度国際ロータリー会長ステファニーA・アーチック氏は、今年度のテーマを「ロータリーのマジック~THE MAGIC OF ROTRY」と示されました。この言葉は、ドミニカ共和国で実施したロータリー事業のなかでアーチック氏が体験したあるエピソードに由来するとのことです。アーチック氏のロータリーモメントを表す言葉なのかもしれません。そこには個々のロータリアンの活動、各ロータリークラブのあらゆる活動そのものが「ロータリーのマジック」によって世界をよりよくできる、という意味が込められているようです。また、アーチック氏は、平和を優先すること、ロータリークラブ自身の継続と変化のバランスの必要性も呼びかけています。
国際ロータリー第2840地区森末廣ガバナーは、「会員一人一人が“主役”、つながり広げ、さあ行動しよう」というスローガンを掲げられました。森ガバナーは、ロータリアン一人一人の自主的な活動、そしてロータリアン一人一人が主役であり、地域に根差し、地域に必要とされるクラブづくりの必要性を唱えています。
*クラブ基本方針
今年度、当クラブのテーマは「ロータリー発、笑顔が織りなすハーモニー」といたします。長い歴史のなかでロータリーは変化をし続けてきました。ですが、変化をしても変わらないものがあります。それはロータリーが「様々な職業人が集う団体」であり、会員同士の「仲間づくり」のなかで、各自が成長していくということです。様々な分野の職業人である会員が集まり、お互いに切磋琢磨し合いながら、生涯にわたる友情を築くことができる、それがロータリーの魅力です。今年度はまず120年前にロータリークラブが誕生したその原点ともいえる基本を大切にしたいと考えております。
よき仲間づくりのさらにその先には、メンバー個々の奉仕活動やチームで行う活動があります。奉仕を支えるのは、会員の「笑顔」と他者への「思いやり」です。「奉仕」という言葉は、英語の「SERVE」からきていますが、日本人の感覚的には「思いやり」の方がしっくりくるようにも思います。
クラブメンバー一人一人が、他者を思いやる心を持ちながら、個性や能力を存分に発揮し活動を行うことで、地域や世界へ向けて笑顔に満ちた心地よいハーモニーを届けることが出来るのでは、そんな思いもって一年間活動をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
*クラブ重点目標
1 規律のなかに和やかで学びのある例会づくり
2 会員一人一人がそれぞれの形で親睦・委員会活動に参加、クラブの活性化を目指す
3 青少年奉仕を通して、地域や社会のニーズに合わせた事業を計画し実行
4 会員への情報発信とクラブ外への情報発信、双方向での充実をはかる
5 仲間を広げよう会員増強大作戦
*クラブ数値目標
1 出席率 85%以上
2 マイロータリーの登録 85%以上
3 会員純増 5名
4 ロータリー財団寄付 年次150ドル以上/人 ポリオプラス30ドル/人
5 米山奨学金寄付(普通寄付・特別寄付で) 16,000円以上/人